㉔ 代表取締役がクビになる?!
第4章もこれが最終回。すったもんだしながら、町内会の会計係から出発し、
「社長になる」という夢を叶えるため、キャリアを積んで転職を重ねてきました。
最後ぐらいは、何事もなく頼むよ~と思いきや、そうはいかないのが私の人生
2人代表取締役のベンチャー企業では、スタッフがみんな良い人ばかりで、すごく仲良くなりました。ここでの仲間は今も定期的に飲む飲み仲間大好きな仲間!
問題は、この2人代表です。性格が真逆ついに派閥が出来ました。
明るい代表は、アメリカにいてなかなか日本に来ない。いつもおおらかだが、かなりいい加減でもある。
暗い代表は、いつもオフィスにいる。ほぼ外出しない。いつも暗い顔をしている。
オーラが重い、声が小さい、とにかく陰気臭い・・などなど
え?完全に明るい代表派じゃない!って?そうです、もちろん明るい方がいい
だってね、暗い代表、資金繰りが厳しくて私がお金○○円しかないですよ?と言うと
「何とかならないかな~」と、真剣に私に言ってくるんですよ(笑)
え~~~~!経理の身で、私がなんとか出来るわけないでしょ~~
あのね~、私シングルマザーって知ってるよね?
そんな感じでとっても頼りない。しかしある日、暗い代表は、もう一人の取締役と結託して、2対1で、明るい代表をクビにしちゃったんですそんなことある~?
この取締役が、ま~あっちに付いたり、こっちに付いたり・・・
最初は明るい代表についてたのに、突然ひるがえった~~~
優柔不断の極みですわ~
というわけで、ある日突然クビになった明るい代表は、アメリカに帰りました。
そして、残ったアメリカ派の社員は、早期退職を匂わされて、全員辞めました!
私は「こんな会社誰がいるかい!」って辞めてやりましたよ←まだこの頃はだいぶ荒いです
明るい代表は、アメリカの上場企業の日本支社を作るように動いてくれて、
辞めたスタッフ何人かはそこに行きました。もちろん私も付いていきました
みんなのために動いて下さり、ありがとうございました~って、読んでないね
こうして、起業前のすったもんだの転職ストーリは―幕を閉じました。
第5章からは、起業に向かってのストーリーです。また何が起こるのかしら