㉖ 社会起業の難しさを知る
いよいよ社会起業家を育てる学校に通う事に決めた私は、子どもたちの了承を得るために、「起業したい」と話しました。←学校に通う事を決めた時点でほぼ事後報告
息子は鋭い!「どうせ止めてもやるでしょ?」 おっしゃる通りです
でも、「もうやりたいことやれば!」と言ってくれて、応援してくれました
そうは言っても、2人の子どもの学費が一番かかる時期だったので、会社を辞める事は出来ない。会社に勤めてお給料をもらいながら、準備を始めることにしました。
まずは、社会起業ってなんぞや?を学ぶために、社会起業大学に入りました。
(今は、学長や運営会社が変わってしまったようで、昔と違うみたい)
ま~暑苦しい暑苦しい 何が暑苦しいかって、みんな社会課題を解決したくて来てるもんだから、語る語る(笑)
老若男女、さまざまな人たちが、それぞれの原体験をもとに、社会課題に向き合い、それを解決したいと集まっていました。
『へ~こんな若い子が?すごい!』
『え?残りの人生楽しめばいいのに、更に世のために動こうとしているの?』
と、かなり感動し、触発されました
ただ、ほとんどの人が、入学時は原体験と社会課題だけを持って入ってきていました。それに対するビジネスプランは無しです
私は、数年前から、ビジネスプランを練り続けていましたので、入学時から自分の事業計画書を持っていました。
しか~し!入学直後に打ち砕かれます
最初の授業でそのプランを発表した際、生徒は驚いていました。皆さんノープランですからね!ただ、実際に起業している社長が先生だったので、起業の厳しさを知っています。はい、ぼろくそに言われました
何が一番ダメかって、稼げないってことです。稼げなければ、事業として回らない。当然の事です。私のプランは、かなり絵に描いた餅・・理想でしかなかった。
今考えると相当甘かった
そこで初めて、社会起業の難しさを学びました。
普通の事業は、顧客を相手に商品やサービスを売り、顧客から収益を得るのに対し、
社会起業は、弱者を対象としたビジネスなので、弱者からお金が取れません。
知恵とアイデアで、他の所から収益を得る仕組みを作り、両者がWin-Winになるビジネスモデルを考えなければいけないのだという事を知りました。
どっひゃ~~ん
めっちゃ難しいじゃ~~~ん。というわけで、持っていたプランは撃沈し、
私はここから、原体験と向き合い、ひたすらビジネスプランを考える毎日が
始まりました
#社会起業
#起業の道のり