子どもは産まれた時から一人の個人です
子どもって産まれた時から、1人の個人として生まれてきています
赤ちゃんの時は、何も出来ないので、おむつを替えたり、ミルクを飲ませたりとお世話をしますが、「喉が渇いた」「おむつが濡れた」と泣いて意思を伝えますよね。
もうこの時から個人です。親の所有物でも親のために生まれてきたのでもなく、
自分で親を選んで、自分の人生を生きるために生まれてきています。素敵
赤ちゃんの時は、お世話して体の成長をサポート、分かるようになってきたら、子どもの意思を尊重して、子どもが楽しく興味を持ったことを出来るようにサポート。
子どもの自立を促し、やりたいことが出来るようにサポートするのが親の役目
大きくなるにつれて、あ~だこ~だと口出したくなるようですが、子どもの人生なんだから、親があ~だこ~だいうのはおかしい。こうした方がいいとか、この方が楽に生きられるとか・・そんなの個人の価値観であって、そういうものを子どもの脳に植え付けてしまうと、そういう生き方しかできなくなってしまうのよ
無限大にある子どもの可能性をつぶしてしまうんですよね
息子が小さい時に、何か習いたいことある?と聞くと、「バイオリン」と突然言い出しました。当時まだその楽器がバイオリンだという事を彼は知らず、ジェスチャーでこうやるやつ・・って言ってました。
え?どこで見たの?もしやバイオリン?ってバイオリンの絵を見せたら、そうだというじゃないですか!「え~~~っ!」マジか!高くて買えん(笑)
しかし、何度聞いてもやりたいという。ん~~仕方ない最終手段じゃ
ばあばに電話して、「なんかバイオリンやりたいようでございます・・」と、
おねだりして、結局ばあばに買ってもらい、バイオリンをやることに!
中学生くらいまで、ちょこちょこやってましたが、野球もやってたので、大して上達せずに途中でやめました。
絶対的に才能なんてないし、練習もさほどしてない、だけどやめるって言わないもんだから、会社から急いで帰って、車で教室まで連れて行きましたよ
え~大変じゃない!やめさせちゃえばいいのに!という人もいました。
バイオリンなんかで食べていけないとか、そんなのやったって、身にならないとか・・ま~色々言う人いるいる
食べていけないものはやったら無駄なの?確かに、今の息子の仕事とバイオリンは全くと言っていいほどかけ離れていますが、無駄なものなんてこれっぽちもない
やりたいことを楽しく出来たという記憶は、彼の人生のどこかで活きている!
「なんで習ってたんだろ・・」と思い出して本人も爆笑していますが、
それでいいじゃん
あ、もしかして天才バイオリニストの卵だったりしてなんて・・・ないない
なんでも経験してみることが大事!人生に失敗はありません