㉗ 原体験~Brilliant Mother誕生の瞬間!
当時の社会起業大学では、社会を変えたいとか、社会貢献したいという人たちが沢山集まっていて、それぞれの想いは、一体どこから湧き上がってくるのか・・・
という所を原体験から掘り起こすという事に時間を割いていました
なぜかというと、それが後々、理念となり、揺るがない理念があれば、起業して壁にぶつかっても乗り越えられる!と習いました。うんうん。・
ま~確かに、実際にやってみて理念は必要だと思いました。
でもそれは、乗り越えられるかどうかではなく、私の場合は迷ったときに「何のためにこの事業やってるんだっけ?」と原点に戻るために、絶対になくてはならないもの
ここに戻れば、簡単に決断できるし、間違った方向に行くことはありません
私の原体験と言えば、シングルマザーになって小さい子供が2人いる中で、キャリアを積んで年収を稼ぐという事が、いかに大変かという事を身をもって知ったこと。
私の場合は、近くに母親がいたので、助けてもらえましたが、そうじゃない人もいっぱいいる。そういう中で、どうしたらシンママたちがキャリアアップしながら稼げるのか?という事を常々考えていました
もう一つの原体験は、働きながら子育てする中での自分自身の葛藤です。
私は仕事が楽しかったし好きでした。生活のために稼がなければいけなかったけど、スキルアップも転職も全て自分自身のためにやってきました。
その中で、もっと子供との時間を作れる仕事にした方がいいんじゃないか?とか、そんなに年収を爆上げすることよりも、少ない給与でも子供と一緒にいた方がいいんじゃないか?と、常に葛藤がありました
学校の授業参観や行事もほとんど行ってあげることが出来なかった。
娘が中学の時、たまたま授業参観に行く時間が出来て、学校に行きました。
教室の後ろの壁に、子どもたちが書いた『私の尊敬する人』という紙が
張り出されていました。
スポーツ選手・有名人・偉人・先生・・・ん?うちの娘はどこじゃい??と探していると、キラリ 見つけた途端に号泣しました
だってだって、「お母さん」って
これを見た時、『これだ!!』と思いました。
シンママたちは、子どものために働くんじゃない、自分自身が楽しく自分のために仕事をする!輝いて働いている姿を子供に見せることで、子どもは応援してくれる
世の中にBrilliant Motherを沢山作ることで、その子ども達が幸せになれる
そう確信して、今の社名の通り、Brilliant Motherを立ち上げる事を決心しました
やっとここから始まりです。ここから産みの苦しみが始まります
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