自分だけのプログラムが愛おしい
今シーズンの曲は、アリアナ・グランデの『Just Look Up』というバラード
今シーズンなんていうと聞こえがよすぎるが、一応毎年新曲でプログラムを作ってもらい、1年間その曲で練習するので、今シーズンのプログラムです
選手の人達は、ショートプログラムとフリープログラムの両方を滑りますが、我々大人は、ショートプログラムだけです。それも2分間なので、大体曲の1番とサビを引っ付けたらあっと言う間に終わってしまう感じです
それでも結構2分滑り切るとゼイゼイいうんですよ~。
本当に大したことやってない!選手のように3回転や4回転飛ぶわけでもなく、たったの1回転(笑)しかも前にも言いましたが、半分くらいエッジが氷に着いて回ってるから、実質半分くらいしか飛んでないでも疲れる
ジャンプやスピンよりも私は振り付けが本当に楽しい
習い始めは、本当に悲惨でした!「のれんくぐり」「突貫工事」「演歌はいちゃってる」「背中に矢が刺さってる!」って・・さんざんな言われよう
『のれんくぐり』とは、両手を上にあげて広げながら下す際に、「ちょっと失礼します~って、のれんくぐってるみたい」だそうです。
『突貫工事』は、がっちゃがっちゃとステップなんだか、何やってるか分からなくて工事現場の人みたいだそうです。フィギュアスケートで突貫工事って想像できます?
ちょっと気持ち入れてやろうと思うと、演歌調に・・
振り付けと足さばきに必死で、背中に力が入っちゃっうと、遠くからコーチに「背中の矢を抜いてもらっていいですか~!」と言われる
今でもカマキリだとか色々出てきますが、それでも曲を聴きながら、最近はちゃんと歌詞も理解して気持ちよくきれいに滑ろ~と、気持ちも入れて滑ってると本当に楽しいそして、このプログラムがたまらなく大好きで愛おしくなる
同じ曲で滑る人がいたとしても、絶対に同じ振り付けで滑る人はいない。
世界でたった一つの私だけのプログラムです
そして、素敵な振り付けして下さったコーチに感謝