⑭ 自信満々どや顔面接
前回は、書類選考で全て落され、1社しか面接に進めなかったのに、今度は何社か面接に進めるようになりました。
しかし、子持ちのシングルマザーであること、ブランクがあって、しかも経験が2年弱しかないことを理由に、採用には至りませんでした
そんな中、創業40年か50年位のだいぶ貫禄のある会社(前がベンチャーだったので、そう見えました)で、2次面接に進めることになりました。最終面接です。
社長と秘書(これが女優さんのように美しい)2人との面接でした。
女優さんのように美しい秘書さんは、ほとんどお話しされなかったのですが、おそらくお局さんですかね、貫禄がありました。
社長「(職務経歴を見ながら)本当にこれ一人でやってたの?社長の運転手まで?」
私「はい!全部ひとりでやってました~」
秘書・・・無言・・・どうせ嘘だろって顔してましたよ。間違いなく
社長「頼もしいね~。だったらなんでもできるね!」
私「やれないことはありません!」←なぜか自信満々(笑)
秘書・・・無言・・・こいつ舐めとんのか!って顔してましたよ。間違いなく
その後は、やってきた業務の内容を詳細に聞かれたので、次々に答えました。そのうちに秘書さんも『??マジでやれるのか?こいつは!』という顔つきになってきましたよ~。
やったことない仕事についても聞かれましたが、「やったことはありませんが、過去のものを見れば出来ると思います。そうやってやってきましたので、大丈夫です!」と、得意の意味不明の自信からどや顔で言ってました。
あ~またこの時の自分をぶん殴らなくてはいけません
本当に、出来ないことないって思ったんですよ。だって、町内会の会計係がですよ!簿記も何の知識もないところから始めて、なんとかなったわけですから、なんとかなるって思いません?
ま~でも、秘書さんはまさか私が町内会の会計係から這い上がってきたことは知らないですから、疑って当然です。その疑いが少し解け始めたころに面接は終了!
どうなったかって?もちろん採用です
社長も秘書さんも決して、これはいける!と思って決めたのではないです。
前回と同じ・・『こいつただもんじゃない。何なんだ?この自信と圧は?』という興味深々な感じで雇って頂けたのだと思います。
入社してから、ま~そんなようなことを言われました(笑)
採用理由がいつもおかしい。
しかし何はともあれ、給料もだいぶ上がるし、すぐに働き口が決まって良かった
とんでもない事件が起ころうとは、この時は想像できませんでしたが・・・
またか(笑)このあとも行くところ行くところでやらかしますよ~💦