さてさて、会社の何でもかんでもを牛耳っていた美人秘書さんがいなくなってから、どうなったか・・！？

はい、全然問題ありませんでしたそんなもんです。会社なんて、誰か一人がいなくなってもなんとか回っていくもんなんですよ。

だって、私が前の会社を辞める時も大騒ぎでしたが、結局その後3人の事務が入って、ちゃんと回ってるじゃないですか

　ただ、経営者としては経理を任せていた人が辞めるというのが一番怖い

お金の流れを全て把握するという事は、会社がやっている事もそこで働く人の流れも全部分かってしまうのですよね。そういう人が辞めるというのは不安です

大きい会社は別です。分業していますからね。50人くらいまでの会社だったら、おそらく経理担当が1～2名ですかね。小口現金から振込、給与計算、立替精算、会計入力から試算表作成まで全てやるわけですから、そりゃ～全部分かっちゃいますね！

　社長の立替金の精算もするでしょ？社長が何食べたかとか、どこ行ったかとかも全部見えちゃうんですよね。だから、会社の動きも社長の動きも分かっちゃう！

経理というのは、お口の堅い人じゃないとダメって言うの分かりますよね

口軽そうって？こういう喋り口調なだけです！口は堅いです

　私が経理代行という事業を始めたのは、実はこれが大きいです。

会社にとって経理は肝！その人が辞めたときに一番困るのは経営者！外注だったら辞める心配はありません。内部の事を知ったとしても社内に情報が漏れることはありません。

給与を社内の人にやらせていて、社員に全部しゃべっちゃうなんて、よくあるあるですから

　弊社に依頼をいただく際の一番の理由は、経理事務が辞めてしまって困ってるという理由です。当たりました 株式会社ブリリアントマザー 経理事務代行

　脱線しましたが、秘書さんが辞めてもすぐに業務は滞りなく出来ました。

私が秘書さんの代わりに管理部門を任されるようになったわけですが、

たった50人もいない会社に、経理補佐・給与補佐、総務担当がいて、なんでこんなに人がいっぱいいるのか分からない絶対多すぎるし、全部自分でやった方が早い！と思った私は、社長に全部自分でやらせてほしいとお願いして、自分で全部やることになりました。それでも定時に帰ってました

　というわけで、申し訳ないですが、この方々は別部門へと移動になりました。

結果そっちの方が楽しそうでした！おそらく合わない仕事をしていたので、効率も悪かったのかもしれません。

　管理部門の中で、2人分の人件費をカットその後、税理士事務所に年間500万もの支払いをしていることが発覚！

私が試算表や部門集計を作成して、社長に説明してミーティングもしますから、こんなに払わなくていいのではと、これまた交渉して、月々の顧問料と年次決算で100万以内に収めました。

　こんなことやったら殺されるかも・・と少し思いましたが、でも改善出来ることは改善しないといけません。そんなこんなで、年間1000万円以上の経費削減をした私は、給与を大幅に上げて頂きました～

　シングルマザーはこうやって、自力でガツガツ稼いでいかないと、とても子供2人がやりたいことなんて実現させてあげられん　と、当時は思っていました。

こうしてどんどん年収を上げるために改善提案を繰り返していくのでした。

ほんと、とんでもない体育会系のやり方です