シンママになって最初の会社は、第2章の折込チラシで探した会社でした。

秘書という名で、さまざまな事をやらかしながら、経理や人事労務など、会社のバックオフィスに必要な事を学びまくりました　

　そして次の会社は、第３章のハロワで探した会社でした。

ここでは管理部長という名で、1社目のスキルを活かして更に実務と管理、役員補佐、CFO的な仕事に膨らみました。ここでも大幅な経費削減を実現して、年収も上げてもらいました　　

　2社目の会社で２年位したころに、「社長になりたい！」という夢が出来ました

これまで1社目も2社目も社長の隣で社長の仕事をずーっと見てきて、最初は「わ～大変だな～」と思っていたのですが、だんだん「楽しそう！やりたい！」と思うようになりました。変わってますよね

　２つの会社を見て思ったことは、社長の仕事の半分以上は人の問題なのだという事です。後の半分は、会社の顔として営業マン的なお仕事をしたり、新しいことを次々提案していくこと。どちらもとても魅力的でした。

実際にのちに自分が経営してみて、本当にそのまんまでした

　この頃から、『世の中は、まだまだ男社会で、子どもがいる女性が年収を上げて稼いでいくのは至難の業。女性がもっと活躍できるにはどうしたらいいのだろう？』

と思い始め、事業計画書なんかも作って、ビジコンに応募したりするようになりました。ことごとく『甘い！』と落されましたが

そりゃそうですよね。まだまだ経験不足です。社会復帰後まだ5年しか経ってない！

　しかし、夢が出来ちゃったもんですから、さらにスキルアップして年収上げて、社長にならなくちゃ！というわけで、3度目の転職をすることを決意しました。

最初の転職は、折込チラシ、次はハロワ・・さてその次は？！

今や主流になりましたが、当時ちょうど流行りだしていた人材紹介で、転職活動を始めました一体この人いつの時代の人？ってバレバレですね

　人材紹介会社にいくつか登録していたら、ある日スカウトが来ました。

スカウトと言っても人材紹介会社さんが「この会社さんいかがですか？」というもので、直接企業からスカウトされるわけではありません。恐れ多い

　スカウトの内容は・・・

いきなり管理部門の部長で、年収も更にアップ、仕事内容も魅力的～というわけで、さっそく面談してもらいました　なんだって、思ったら即行動です

親会社が老舗の建築会社で、その会社の役員が作った新しい投資会社の管理部長を募集しているという事でした。投資会社は、これまた当時の流行りです。

ミーハーな私は即面接をお願いして、得意のどや顔面接で採用を決めました

　じゃじゃ～～んこれが前代未聞の大惨事になるとは、またしてもこの時は想像できませんでした。またかよ（笑）

いや～これは、今までで一番ヤバい！嘘のような本当の話が繰り広げられます

　続きは第4章で！いや～書くのも恐ろしいですわ～