フィギュアスケートが合わない理由
フィギュアスケートを始めて、しばらくはとにかく前に進める、後ろにバックできるという事だけでも楽しかったのですが、1年位したころに???これって私の性格だと合わないんとちゃう?と思い始めました。
大体、「スケートやってるんです!」というと、「へ~スピードですか?」と言われます。おい!なんでやねん おばさんがスピードスケートやるわけないでしょ!今更やってどうなんのさ!とボケと突っ込みのような会話が毎回繰り広げられます
そして誰もが「え~~っフィギュアですか~?」と驚く!
まず、見た目がフィギュアスケートじゃないんだそうです。いつも風を切って、1日36時間あるんじゃないかっていうくらい、1日中猛スピードで動いているような人間でしたから(今は違いますよ)、あの優雅なフィギュアスケートなんてイメージ出来ないそうです。だからって、おばさんがスピードやるか?(笑)
フィギュアスケートってとっても根気のいるスポーツなんです。どのスポーツもそうかもしれませんが、特にスケートは、氷の上に刃物を付けて滑るわけですから、地上のように止まって考えながら動作をすることが出来ない
考えてる間に滑って行っちゃうし、転ぶと痛いからへっぴり腰になったり、とんでもない格好でやってたりするわけです。かなり難しいです。
【合わない理由その1.短気&結果主義】
ターンにも色んな種類がありまして、最初に習うターンがスリーターンというターンなのですが、片足で3の文字を書きながらターンするのでスリーターン。
たったこれだけのことをやるのに何か月もかかる。バランス感覚とかセンスがある方はもっと早く出来るんでしょうけど、大人から始めてるスケーターはみんな苦労しています。1つ1つ時間をかけてクリアしていくのは、修行でしかありません
そして、結果がすぐに出ないと気が済まないので、イライラします
【合わない理由その2.せっかち】
せっかちは、ジャンプの練習でテキメンに合わないことが分かりました。
飛ぼう飛ぼうと気が焦って、身体を止めておかないといけないのに、先に身体が飛びに行っちゃうもんだから、ちっとも飛べない
【合わない理由その3.なんでも力ずく】
仕事や私生活は、気合と根性で何とかなる!というザ・昭和の考えで、なんでも力ずくで何とかしてきたので、スケートも力ずくでなんとかしようとしているんでしょう。何やるにも体に力が入りまくって、全然上手くいかない。
特に、スピンは体の力を抜かないと回らないし、速度も上がらないのです。
力が入りまくちゃって、回ってやる!回れ!こら!おい!って感じで、無理やりやろうとするもんだから、ちっとも回りません
というわけで、3大合わない条件満載の性格なので、ちっとも上手にならないのですが、なぜか10年以上続けているのです。なんでこんな合わないスポーツやってるんだろう?とず~っと思いながらやっていました。絶対意味があるはずなんだよな~