これまで会社の奮闘記ばかり書いてきましたが、母が奮闘している間、2人の子供は確実に自立に向かって成長しておりました

平日は会社、土日は息子の野球・・と、とにかく忙しくて、学校からの手紙もほぼ読んだことがないんです。すみません

　息子は、小学生なのに『この親は手紙を読まない・・』と悟り、自分で手紙を選別し必要なものだけを私に見せてくれるようになっていました。助かる～　こら！

途中からは面倒になったのか、手紙すら見せずに、ランドセルに印鑑を入れて持って行くようになりました。「印鑑押して出しといたわ！」と、事後報告です。

なんというしっかりした息子でしょうか！っていうか、放置しすぎです（反省）

　さらに息子が『あ～自分がちゃんとしっかりしなくちゃ！』と、悟った事件がありました。

　朝はどこの家庭もバタバタですよね。私は当時、子どもより先に会社に行かなければいけなかったので、少し早めに起こしてご飯を食べさせて、ひと足先に家を出ていました。何度も起こす時間なんてありません。なので、最初に「1度しか起こさないからね！あとは知らん」と言ってありました。

　そうは言っても絶対起こしてくれるだろうと思っていたのでしょう。

いやいや、それは甘い！この親は自分の都合の良いように有言実行ですからね（笑）

ある日、ぐうすか寝ている息子を置いて、私は会社に出かけてしまいました。

だって、1度起こしたもの

　10時頃に目が覚めた息子は「あれ？やべ～。この親、1度って言ったら本当に起こさないんだ！マジか！」と、大遅刻をして学校に行きました

以後、「起きなさい」とも言わずに、勝手に起きて、妹まで起こしてくれるようになりました

　学校からの手紙とかは読まなかったけど、学校での話や自分自身の仕事の話は結構沢山していました。ご飯は全部手作りしていましたし、冬休みは自分で運転してチェーン持って、何度かスキーにも連れて行きました。雪道の交差点の真ん中で、子どもたち2人を乗せてスリップしてぐるぐる回っちゃった事がありました
後ろで娘は大喜び、横で息子は真っ青になり、あの時は終わった～と思いました。

あの時、交差点で私がスリップするだろうと予測して、発進せずに待っていて下さった地元の方々、本当にありがとうございました

　スキーは、へとへとに疲れたけど、一番楽しんでいたのは私かもしれません

この後さらに、私の放置教育が、息子を自立へと成長させていくのです（笑）